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日本人の精神と資本主義の倫理 [その他雑感]

NHKのクローズアップ現代という番組で放送していたネタなのだが、
なんでも、日本の製品が新興国の富裕層の羨望の的になっているそうだ。
そう、日本人がフランスやイタリア、ドイツ製品のようなブランド品に憧れるように、付加価値が高いという評価らしい。
(ただし、日本人の大衆心理とは違っているようだが)
製品と書いたが、安全・高品質な製品はもちろん、サービス、おもてなしといった日本人の心意気・心遣いに対して異例の対価を払うそうだ。
いかに自分の作っている製品、サービスに価値があるかということに気がつくかがみそであるそうなのだが、
それに気づいたところは、今まで国内向けにいかに安くするかというところに主眼をおいていたが、これからは切り替えていかに高く売るかを考える事になっていくそうだ。
(勘違いしている人はまるでバブル期の日本のような派手な演出をしていたが・・・)

一方、日本の消費者の方は、貧困層の拡大と価格高騰により、こういった日本ブランドを購入する機会が減ってきているそうだ。
浜 矩子先生が言っていたが、下仁田ネギは新興国の富裕層が食べて、日本人は農薬漬けの中国産ネギを食べるようになる日が現実味を帯びてきた。

国会で、人権擁護法だとか外国人参政権とかを密かに通すような不穏な動きがあるそうだが(マスコミは一向にニュースで取り上げていない!)、このような現象を見ていると、日本国は富裕層を集めて、貧困層は新興国に出稼ぎに行かせようとしているのではないかと勘ぐってしまう。

いったい、国家とはなんだろう。日本国とは何のために存在しているのだろう。

そんな事を考えている時に読んだ本です。
まぁ言いたい事は分かるような気はするけど、日本の最高学府を出た人に言われても・・・というのが敗者のひがみである。

日本人の精神と資本主義の倫理 (幻冬舎新書)

日本人の精神と資本主義の倫理 (幻冬舎新書)

  • 作者: 波頭 亮
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書

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