米国”闇”へ [その他雑感]
NHKのドキュメンタリー番組「”民主主義” 米国”闇”へ」を見た。
民主主義を強要するアメリカが民主主義を脅かすジレンマをアメリカのアレックス・ギブニー監督が描いた作品。
テロとの戦いの名の下なら人権剥奪は許されるか?
平和ボケの私にはヘビーなテーマであるが、身近なところでアメリカのDark sideを見ているので共感できた。
概要としては、アフガニスタンのタクシー運転手がテロ容疑でアメリカ軍に監禁され、「拷問」の末死亡(後に無実と判明)した事件を発端に国家ぐるみの数多の「拷問」が明るみにされていくが、罪に問われたのは下っ端の軍人少数のみというなんとも言えない内容。
現在8万数千人の容疑者が拘留されいて、そのうち実際のテロリストは1%ほどと推定されているらしい。
会社でもよくあることだが、ミッション遂行のためなら手段は問わないという上層部の意思(明確な指示ではない)を受け、下っ端(法律とかよくわかんない人)が動いて下っ端だけが罪を被るというやるせない話しの国家版。
会社レベルなら、利益追求のためなら社員や協力会社を奴隷のように扱ってもいいのか!と憤りの矛先が明確であるが、国民の安全とテロリストの人権どちらを選ぶのかと問われれば国民にとっては難しいよなぁ。
そういう訳で、憲法を曲解した演説で2006年の選挙でブッシュは35%の支持を得て無罪放免ということだそうだ。
いずれにせよ、アメリカの憎しみが憎しみを生むやり方では何も解決しないだろう。
そもそも、傲慢な思考で他国へ干渉しすぎるのがいけない。日本も「年次改革要望書」をつきつけられているらしいが属国として振舞っているのがなさけない。
アメリカ国民は世界の君主になりたいのだろうか。その先に何があるというのだろうか。
ただ、アレックス・ギブニー監督も言っていたが、アメリカには光もあるのは尊敬する。
民主主義を強要するアメリカが民主主義を脅かすジレンマをアメリカのアレックス・ギブニー監督が描いた作品。
テロとの戦いの名の下なら人権剥奪は許されるか?
平和ボケの私にはヘビーなテーマであるが、身近なところでアメリカのDark sideを見ているので共感できた。
概要としては、アフガニスタンのタクシー運転手がテロ容疑でアメリカ軍に監禁され、「拷問」の末死亡(後に無実と判明)した事件を発端に国家ぐるみの数多の「拷問」が明るみにされていくが、罪に問われたのは下っ端の軍人少数のみというなんとも言えない内容。
現在8万数千人の容疑者が拘留されいて、そのうち実際のテロリストは1%ほどと推定されているらしい。
会社でもよくあることだが、ミッション遂行のためなら手段は問わないという上層部の意思(明確な指示ではない)を受け、下っ端(法律とかよくわかんない人)が動いて下っ端だけが罪を被るというやるせない話しの国家版。
会社レベルなら、利益追求のためなら社員や協力会社を奴隷のように扱ってもいいのか!と憤りの矛先が明確であるが、国民の安全とテロリストの人権どちらを選ぶのかと問われれば国民にとっては難しいよなぁ。
そういう訳で、憲法を曲解した演説で2006年の選挙でブッシュは35%の支持を得て無罪放免ということだそうだ。
いずれにせよ、アメリカの憎しみが憎しみを生むやり方では何も解決しないだろう。
そもそも、傲慢な思考で他国へ干渉しすぎるのがいけない。日本も「年次改革要望書」をつきつけられているらしいが属国として振舞っているのがなさけない。
アメリカ国民は世界の君主になりたいのだろうか。その先に何があるというのだろうか。
ただ、アレックス・ギブニー監督も言っていたが、アメリカには光もあるのは尊敬する。
はじめまして。
番組を見逃してしまい、「"民主主義"米国"闇"へ」の記事を探していました。再放送を期待しています。
by tamara (2008-03-04 23:38)
tamaraさん、はじめまして。
おととい再放送やったみたいなんですが、今後の再放送予定はたっていないようですね・・・
私は他国の作品見ていないので、再放送気長に待っています。
by Miyo (2008-03-05 02:21)
年次改革要望書つながりです。
今朝のニュースで「裁判員制度は、義務でも行きたくない。」が約40%とおいう世論調査を報道していましたね。裁判員制度は、年次改革要望書の「司法制度改革」を読めば理解できます。この数字を増やす事が、日本が訴訟大国にさせられないために必要でしょう。
by n (2008-04-02 10:54)
nさん、はじめまして。
情報ありがとうございます。
裁判員制度まで入っていた事は知りませんでした。
時間見つけて問題点を考えていきたいと思います。
by Miyo (2008-04-03 18:39)